松田町寄(やどりき)ロウバイまつり
1月は寒いし、梅の花もこれからなので、花が好きな方もあまり見に行くとことがありませんね。でも、この季節、ロウバイの花が見頃。ここでは日本最大級2万本のロウバイの花が咲く神奈川県松田町の寄(やどりき)ロウバイまつりについてご紹介します。
目次
ロウバイとは
「ロウバイ」はロウバイ(蝋梅)科ロウバイ属の落葉広葉低木で、1月から2月にかけて、葉の出る前に、黄色い透き通った蝋(ろう)のような花を多数つけます。花は甘い香りで半透明で、蝋細工の梅のように見えることから、梅ではありませんが「ロウバイ」と名付けられました。
「寄ロウバイ園」とは
寄地区では地域振興のために、平成16年(2004年)に荒廃農地を整備、平成17年度(2005年度)の寄中学校の卒業生が250本のロウバイの記念植樹を行いました。これが寄ロウバイ園の始まりで、現在では園内は13,000平方メートルの敷地に2万本以上のロウバイが育っています。日本で有数のロウバイの名所です。
園内のロウバイは成長途の木や早咲きの種類もあるので、長期間花が楽しめますよ。
寄ロウバイまつり
ワゴンカーで送迎
今年で9回目を迎える寄ロウバイまつり。毎年ロウバイの咲く時期に開催されています。今年は1月11日(土)から2月11日(火・祝)までの開催で、開園時間は午前9時~午後4時まで。2020年は1月22日ごろから満開の見頃になりました。
バス停のある駐車場から送迎のワゴンカー(無料)も出ています。徒歩だと急な坂道を10分ほど登りますが、足に自信のある方なら、徒歩もおすすめです。下りだけなら体力に自信がなくても大丈夫ですよ。
ただし、ロウバイ園までの登る坂道は道幅が狭く、車が通ると「ポツンと一軒家」の山道状態なので、多少怖い思いをするかもしれません。
楽しい園内
入園料は300円。受付の先に地元の皆さんが運営する売店があり、地元の農産物や、しょうがの佃煮、ロウバイ染めのハンカチなどの手作り製品を販売しています。
園内は多少の上り下りはありますが、木くずが敷きつめてあるので楽に歩けます。ぶらりと散策しても30分あれば十分に回れます。
アクセスなどは松田町さまの公式ホームページをご参考に。
おわりに
寄ロウバイまつりの記事はいかがでしたか。今年もまだまだ見頃ですし、毎年開催予定なので、今年見られなかった方も来年はぜひお出かけになってみませんか。