旅まとめサイト、始めました

たびと散歩が大好き!旅行記事のまとめと旅行スポットを紹介するブログです。

冬の秋田観光で見に行きたい素晴らしい景色8選!厳選しました

f:id:keepr:20200508151705p:plain

冬の秋田は雪で大変というイメージがありますが、「男鹿のなまはげ」や「横手のかまくら」など、冬ならではの楽しみや景色が楽しめるスポットがたくさんあります。 この記事では冬の秋田でぜひ見に行きたい有名なスポットや穴場のスポットをご紹介します。

記事の目次

 
冬の秋田は見どころがいっぱい!

f:id:keepr:20200508153001p:plain

出典: https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/36686

自然豊かで、古くからの文化が残っている秋田県ですが、冬は雪が多く観光どころではないと思っていませんか。実は冬の秋田は「男鹿のなまはげ」や「横手のかまくら」など、冬ならではの楽しみや景色が楽しめるスポットがたくさんあるのです。

この記事では冬の秋田でぜひ見に行きたい有名なスポットや穴場のスポットをご紹介します。

冬の秋田の素晴らしい景色1:男鹿のなまはげ

f:id:keepr:20200508152157p:plain出典: https://oganavi.com/sedo/program/

なまはげ」は秋田県男鹿半島周辺に伝わる、全国的に有名な伝統行事。毎年、大晦日12月31日の夜に、集落の若者が、大きな鬼の面と蓑を身に着け、出刃包丁を持ってなまはげに扮し、「泣ぐごはいねがー」「怠け者はいねがー」と叫び、暴れながら家々を訪れます。

家の人は料理・酒で丁寧にもてなし、なまはげと問答をして送り出すのです。

おすすめポイント・見どころ

f:id:keepr:20200508152448p:plain

Photo by kemeko1971

「男鹿のなまはげ」は、国の重要無形民俗文化財であり、ユネスコ無形文化遺産でもあります。なまはげは大声を上げ子どもを泣かせるので怖いイメージがありますが、実は怠け者や不和をいさめて、災いを払う神事なのです。

そう言われると、何か神聖なイメージがありますね。いつまでも残したい行事であり、横手かまくらとともに「みちのく五大雪まつり」の一つです。

なまはげ

f:id:keepr:20200508153235p:plain

出典: https://www.namahage.co.jp/namahagekan/exhibit.php

なまはげ館」は、なまはげをテーマに男鹿の歴史や文化が学べる施設。館内では各地区で実際に使用された多様な、なまはげ面を150枚以上見られるばかりでなく、実際のなまはげ面と衣装を身に着けて撮影できる人気のスポットです。

男鹿真山伝承館

f:id:keepr:20200508161940p:plain


出典: https://www.namahage.co.jp/namahagekan/denshokan.php
なまはげは地域の伝統行事なので、大晦日に各家に訪れるなまはげを、観光客は見られません。でも「男鹿真山伝承館」に行けば、一年中いつでもなまはげの実演を見られます。

こちらも人気の名所です。古い民家で、地域の人が本番と同じように演じてくれるので、迫力のある本物のなまはげを実際に体験できます。

なまはげ柴灯祭

f:id:keepr:20200508162027p:plain

出典: https://www.namahage-oga.akita.jp/sedo.html
毎年2月の第2金曜日から日曜日に真山神社で行われる「なまはげ柴灯祭(せどまつり)」は、正月の神事の「柴灯祭」と伝統行事の「なまはげ」を合体したもの。

なまはげへのお祓い、大晦日なまはげの再演、各地域の多様ななまはげの登場、なまはげ踊り、なまはげ太鼓など見どころ満載で、有名な人気行事です。特に終盤でなまはげが灯明をかざして雪山から降りてくる場面は幻想的で圧巻。

冬の秋田の素晴らしい景色2:横手のかまくら

f:id:keepr:20200508162121p:plain

出典: https://www.city.yokote.lg.jp/kanko/page300122.html

全国的に有名な「横手のかまくら」は、450年もの歴史のある小正月の伝統行事。みちのくの冬の風物詩として大変人気があるイベント・名所です。雪を積み上げて祠を作り、その中に水神様を祀ります。

かまくらの中には子供たちが入り、道行く人に「はいってたんせ」「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」と声をかけながら、甘酒やおもちを分けてくれるのです。

おすすめポイント・見どころ

f:id:keepr:20200508162304p:plain

フリー写真素材ぱくたそ

横手のかまくらが行われるのは、毎年2月15日、16日の2日間だけ。横手市役所本庁舎前道路、羽黒町武家屋敷通り、双葉町かまくら通りなどには合計約100個ものかまくらが立ち並びます。蛇の崎川原などには無数のミニかまくらの灯り。この2日間、横手市内は雪景色の中、幻想的で心温まるスポット・名所になります。

かまくら

f:id:keepr:20200508162348p:plain


出典: https://www.city.yokote.lg.jp/kanko/page300163.html
横手のかまくらは1年間で2日しか行われない行事。でも横手ふれあいセンターの「かまくら館」に行けば、横手の雪で作った本物のかまくらを年間を通じてマイナス16度の冷凍室で保存しているので、1年中いつでもかまくらが見られます。かまくらのパネル写真もあるのでおすすめ。穴場の名所・スポットです。

横手のぼんでん(梵天

f:id:keepr:20200508162423p:plain

出典: https://www.city.yokote.lg.jp/kanko/page300123.html

横手のかまくらが行われる「横手の雪まつり」では、併せて横手の「ぼんてん」が行われます。ぼんてんは火消しの「まとい」が起源とされ、300年以上の歴史がある小正月行事で、横手のものは特に頭部が大きく、豪華なことで有名。

毎年2月17日の旭岡山神社への奉納と前日の「ぼんてんコンクール」はかまくらに比べるとまだ穴場のイベントですが、見どころが多い名所・スポットです。

横手やきそば

f:id:keepr:20200508162506p:plain

出典: https://www.city.yokote.lg.jp/kanko/page000093.html

B1グランプリで1位に、なり全国的に有名となった「横手やきそば」。太いまっすぐなゆで面・キャベツ・豚挽き肉・半熟の目玉焼き・福神漬けに、ウスターソースと各店のオリジナルソースの味付けが人気の秘密です。

横手市内には「横手やきそばのれん会」加盟店が40店もあるので、横手を訪ねた時には食べてみてください。

冬の秋田の素晴らしい景色3:乳頭温泉郷

f:id:keepr:20200508162548p:plain

出典: http://www.nyuto-onsenkyo.com/

十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓に位置する「乳頭温泉郷」は、400年以上の歴史があり「全国で最も有名な秘湯」として知られる名所です。各種の温泉ランキングでも、秘湯としていつも上位に入る人気の温泉で、湯治場の雰囲気がおすすめの人気のスポット。源泉は10種類もあり、旅館ごと源泉と泉質が異なります。

おすすめポイント・見どころ

f:id:keepr:20200508162646p:plain

出典: http://www.nyuto-onsenkyo.com/

ブナの原生林の中にある乳頭温泉郷では、澄み切った大気、温泉と山菜やキノコなどの山の幸が楽しめます。鶴の湯・妙乃の湯・黒湯温泉・蟹湯温泉・孫六温泉大釜温泉・休暇村乳頭温泉の七湯はそれぞれ泉質効能が異なるので、湯めぐりの楽しみも人気のポイント。

冬でも1日往復5便のバス「湯めぐり号」が出ているので安心して湯めぐりが楽しめます。

湯めぐり帖

f:id:keepr:20200508162745p:plain

出典: http://www.nyuto-onsenkyo.com/information.html

乳頭温泉郷の七湯めぐりには、組合加入7軒(鶴の湯・妙乃湯・蟹場・大釜・孫六・黒湯・休暇村)の宿の湯に入ることができる「湯めぐり帖」(宿泊客限定商品)を使うのがおすすめです。

バス「湯めぐり号」を使って、冬ならではの雪景色の湯めぐりを楽しみませんか。七湯めぐりの入湯は万病に効くと有名なので、どなたにもおすすめできます。

冬の秋田の素晴らしい景色4:角館武家屋敷

f:id:keepr:20200508162829p:plain

出典: https://tazawako-kakunodate.com/events/15

角館武家屋敷は全国的に有名な観光名所です。江戸時代初期から城下町として発展してきた武家屋敷・通りのしだれ桜・もみの木が、タイムスリップしたような素晴らしい景観を創り、「みちのくの小京都」と呼ばれます。特に桜の季節が人気のスポットですが、実は冬の角館も穴場で、知る人ぞ知る味わい深い名所です。

おすすめポイント・見どころ

f:id:keepr:20200508162921p:plain

出典: http://kakunodate-kanko.jp/event/2018/11/post-8.html

角館も冬には観光客も減り、武家屋敷一帯もモノトーンの雪景色で味わい深く落ち着いた雰囲気に。

毎年1月中旬から2月下旬まで屋敷町の一部がライトアップされるほか、12月から3月には、角館の歴史やしだれ桜の由来、雪国の暮らしぶりについて地元の「角館歴史案内人」から話を聞ける「角館冬がたり」というイベントも行われます。混雑時と違う顔の角館は穴場の名所ですよ。

角館雛めぐり

f:id:keepr:20200508163010p:plain

出典: https://www.akitafan.com/archive/tourism/28528

角館の旧家で代々受け継がれてきたお雛さまを、市内の40か所以上の場所で展示するイベント「角館雛巡り」が、毎年2月下旬から3月上旬に行われます。
期間中はお雛さまらしい色とりどりの雛御膳・雛弁当の販売や、スタンプラリー・ガイドとともに楽しむ雛めぐり(要予約)などの楽しいイベントがあり、こちらも穴場。この季節ならではの町歩きが楽しめます。

お食事処古来堂青柳家

f:id:keepr:20200508163052p:plain

出典: http://alk-sakura.co.jp/koraido_aoyagiketen.html

角館武家屋敷の名所、青柳家の敷地内にある「お食事処古来堂青柳家店」では、秋田名物で、日本三大うどんの一つである稲庭うどんが味わえます。

古来堂は、稲庭うどんの本場湯沢市にある有名な稲庭うどんの製造販売店で、ここは直営店。ご当地限定で角館の桜をイメージした「稲庭桜ざるうどん」のほか、鶏肉に山椒味噌を付けて焼いたご当地料理「お狩場焼き」がおすすめです。

冬の秋田の素晴らしい景色5:犬っこまつり

 

f:id:keepr:20200508163706p:plain

出典: http://www.city-yuzawa.jp/kanko01/1032

「犬っこまつり」は、元和(17世紀前半)の頃から約400年続いたと言われる湯沢地方の民俗行事です。当時、「白討(はくとう)」と呼ばれた大盗賊を湯沢の殿様が成敗した後に、こんなことが起こらぬようにと、米粉で小さな犬や鶴亀を作って各家に供え、小正月の晩に祈念させたのが起源と言われています。

おすすめポイント・見どころ

f:id:keepr:20200509095429p:plain

出典: http://www.city-yuzawa.com/inukko2020/
犬っこまつりは、こうした古くからの行事を観光化したもの。湯沢市総合体育館周辺を中心に、雪で作られた犬やお堂に灯りがともされるとともに、どんど焼き、地元物産の展示即売会や花火などが行われ、見どころが多いイベントです。

犬にちなんで愛犬祈願祭も行われ、地元の秋田犬などの愛犬家たちでにぎわいます。まだ穴場のイベント・名所なのでお出かけください。

稲庭うどん

f:id:keepr:20200509095702p:plain

出典: https://www.sato-yoske.co.jp/shop/head-shop/

稲庭うどんは、こちら秋田県湯沢市の稲庭町を発祥に、秋田県南部に伝わる手延べ製法の干しうどん。讃岐うどんとともに日本三大うどんの一つとして有名です。

湯沢に来たなら、海外にも支店のある稲庭うどんの名店「佐藤養助商店」の本店「佐藤養助総本店」で本場の味を。伝統的な稲庭うどんのほか、グリーンカレーレッドカレーをアレンジしたメニューもあり楽しく味わえます。

冬の秋田の素晴らしい景色6:大館アメッコ市

f:id:keepr:20200509095832p:plain

出典: https://www.akitafan.com/archive/events/16630l

「大館アメッコ市」は、秋田県大館市で毎年2月の第二土曜日と翌日の日曜日に行われる小正月行事。古くからミズキの枝にアメを付け稲穂の代わりに神様に供える風習があり、天正16年(1588年)頃から大館で市が行われるようになりました。

400年以上も続く行事で、アメで飾られた木の枝と露店が並び、観光客でにぎわいます。この日にアメを食べると風邪をひかないとの言い伝えも。

おすすめポイント・見どころ

f:id:keepr:20200509100008p:plain


出典: https://www.akitafan.com/archive/tourism/2030

おおまちハチ公通りに、桃や梅のような枝アメが並び、様々なアメを売る店など約90以上の露店が軒を連ねます。2日間の市では、土地の言い伝えを再現した「白ひげ大神(しらひげおおかみ)巡行」や、「忠犬ハチ公」のふるさと大館ならではの「秋田犬パレード」など、様々な楽しいイベントを実施。

知らない方も多いので穴場ですが、見どころが多くおすすめのスポットです。

白ひげ大神巡行

出典: https://www.akitafan.com/archive/tourism/2030

アメッコ市のメインイベントともいえる「白ひげ大神巡行」。地域の言い伝えのように、大館で

f:id:keepr:20200509100058p:plain


最も高い田代岳から神様がアメを買いに来て、足跡を隠すために吹雪を吹かせて帰っていくという設定の行事です。

白ひげ大神様とモンペ姿の少女「おこう」が巫女たちを従え、行列で進みます。言い伝えのせいか、市の日にはなぜか雪が降るそうですよ。

冬の秋田の素晴らしい景色7:森吉山阿仁スキー場の樹氷

出典: http://www.aniski.jp/gondola/zyuhyou.html

f:id:keepr:20200509100235p:plain


阿仁スキー場は秋田県北秋田市の森吉山にあるスキー場です。1月上旬から3月上旬まで、アイスモンスターともいわれる見事な樹氷が見られ、日本の樹氷の三大鑑賞地と言われています。

ここでは樹氷付近までゴンドラで行くことができ、スキーをしなくても樹氷を鑑賞できることが特長。毎年、樹氷のシーズンには多くの観光客が訪れる実は穴場の名所です。

おすすめポイント・見どころ

f:id:keepr:20200509100323p:plain

Photo bycomposita

ゴンドラ終点の「ゴンドラ山頂駅」から徒歩5分で手軽に樹氷に到着。樹氷の見られる「樹氷平」を巡るコースは1周20分で回れることができるほか、期間中はスタッフが常駐し、案内や樹氷教室の開催もあります。

2月には雪上車で樹氷を巡る「夜の樹氷鑑賞会」(要予約)も開催。蔵王樹氷に比べると穴場のスポット。なかなか見られない雪山の神秘、樹氷を見に行きましょう。

樹氷の魅力

f:id:keepr:20200509100603p:plain

フリー写真素材ぱくたそ

阿仁スキー場の樹氷はアオモリトドマツの木に氷と雪がついたもの。樹氷となるには、さまざまな条件が必要なため、世界的にも稀な現象と言われます。雪と氷の付き方、天候・時間により「美しい」「不気味」と違う表情を見せるのも楽しみ。

樹氷へは秋田内陸縦貫鉄道の阿仁駅から乗合タクシーで25分、ゴンドラに乗り15分で到着します。「ゴンドラから見る樹氷も素晴らしい」と評判です。

冬の秋田の素晴らしい景色8:リゾートしらかみ

リゾートしらかみ」は、JR秋田駅青森駅間を、「一度は乗りたい」ローカル線の五能線奥羽本線経由で結ぶ人気のリゾート列車です。全席指定席なので乗車には予約が必要ですが、日本海沿岸を通り、世界遺産白神山地を望む、風光明媚な景色で人気があります。

冬季は土日中心の運行ですが、車窓からの日本海白神山地を望む雪景色は絶景で、秋田の冬の観光の穴場ともいえます。

おすすめポイント・見どころ

f:id:keepr:20200509100735p:plain

出典: https://www.jreast.co.jp/akita/gonosen/

リゾートしらかみは秋田、青森間を一日3往復で運行。車窓からの眺望のほか、車内や停車駅で観光体験メニューが楽しめます。車内では、津軽伝統の人形芝居や津軽弁の語りべ、津軽三味線の実演、各駅ではご当地グルメや温泉などが楽しめるでしょう。

地元の売り子さんによる車内のふれあい販売もあり、特産品やご当地グルメが購入できます。秋田から乗車すると、なまはげ太鼓のお見送りが見られるかも。

リゾートしらかみの列車

f:id:keepr:20200509100937p:plain

出典: https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/shirakami.html

リゾートしらかみの列車は「橅」「青池」「くまげら」の3編成で、総て4両編成です。「橅」「青池」は自然に配慮したハイブリッドシステムを使用。車内は、編成ごとにそれぞれに意匠を凝らした内装で、いずれの編成にも展望室・イベントスペース・ボックスシートがあるので、ニーズに合わせて快適な旅を味わえます。

こんだ、秋田さでも、あそびにきてけれ!

f:id:keepr:20200509101020p:plain


Photo bysuju

冬の秋田観光で行きたい素晴らしい景色はいかがでしたか。秋田は古くからの風習が残る地域で、冬には小正月関係の行事が多くあり、有名・穴場スポットの観光が楽しめます。

この記事で紹介した稲庭うどんのほかに、きりたんぽ・しょっつる鍋など冬のおいしい味覚も盛りだくさんです。「こんだ、秋田さでも、あそびにきてけれ」。

 

富士山周辺のぜひ行きたい観光スポット16選!厳選しました

はじめに

f:id:keepr:20200513193939p:plain

Photo by12019

富士山周辺には観光スポットが多数あるので、どこに行ったらいいのかわからないという方、あまり行かれないのでスポットを絞って回りたいという方も多いと思います。この記事では富士山周辺の観光スポットを、エリア別におすすめのスポットに数を絞って取り上げてみました。旅行のプランづくりに、ぜひ参考にしてみてください。

 記事の目次

富士山周辺観光スポット:富士五湖周辺9選

富士山といえばまず富士五湖。「山中湖」「河口湖」「西湖」「精進湖」「本栖湖」という5つの湖自体が有名な観光地ですが、富士五湖周辺は湖の湖畔や周辺にも多くのおすすめのスポットがあり、大変見どころの多いエリアです。

忍野八海

f:id:keepr:20200513194621p:plain

Photo by Nao Iizuka

忍野八海は、忍野村にある8つの湧水池のこと。富士山の雪解け水が地下水となり、長い年月をかけて濾過されて湧き出したもので、富士山を信仰する人々は、富士登山の際に8つの湧水を巡りました。富士山周辺で有名で人気があり、見どころの多い観光地で、外国からもたくさんの観光客が訪れています。

見どころ

観光客が多いのは「中池」(忍野八海の中には入りません)と八海で、最も深い「涌池」周辺。そばや鮎の塩焼き、よもぎ饅頭などの飲食店や売店、みやげ物屋が軒を連ね、にぎやかで楽しいスポットで、散策に疲れたらひと休みしましょう。「忍野八海榛の木林資料館」は、大きな池に写る富士山の景色や古民家(入場して古民具など昔の暮らしが見られます)がおすすめの名所です。

忍野八海巡り

忍野八海巡りは、「出口池」から回るのが正しい順番とされていますが、少し遠いので、7つの湧水だけを回ることもおすすめします。「涌池」と「お釜池」の途中に流れる「阿原川」と「新名庄川」は、澄んだ水の流れと川辺の緑が大変美しい場所です。途中で見え隠れする大きな富士山を眺めながら、のどかな自然とおいしい空気を吸ってぶらぶらと散策しても、1時間余りで回れるので、手ごろなウォーキングになります。

さかな公園

f:id:keepr:20200513194715p:plain

出典: http://www.vill.oshino.yamanashi.jp/docs/2013032200032/

忍野八海の近くにある「さかな公園」は、忍野村の恵まれた自然を後世に残すために作られた施設。「山梨県立富士湧水の里水族館」や、体験学習施設「森の学習館」、小川や池、遊具がある「芝生公園」があり、「水と森のテーマパーク」の観光地です。

見どころ

山梨県立富士湧水の里水族館」は、イトウ、ニジマス、ヤマメなどの淡水魚が湧水を使った水槽でのびのびと泳ぐ、国内でも有数の淡水魚の水族館。「森の学習館」で豊かな自然の営みを学び、広い芝生や池、川の流れる公園で、忍野の自然を満喫しましょう。

花の都公園

忍野八海から少し足を延ばせば、「山中湖花の都公園」があります。30万平方メートルの花畑は、チューリップやコスモスなど四季折々の花々が咲き誇り、花畑越しに富士山の絶景が見られる有名なフォトスポット。どなたにも人気のおすすめの観光地です。

見どころ

園内で借りられる2人・4人乗りのレンタサイクルを利用すると、広い園内を疲れずに気持ちよく回れます。有料エリアでは、水遊具広場や温室の「フローラルドームふらら」などが利用可能。11月下旬から1月初めまでは「イルミネーションファンタジウム ~冬の煌めき~」が見られます。

新倉山浅間公園

f:id:keepr:20200513194822p:plain

出典: https://www.arakurayama-sakura.com/

新倉山浅間公園(あらくらやませんげんこうえん)は、富士吉田市新倉山の中腹にある公園で、桜の名所。山麓には新倉富士浅間神社があります。五重塔(忠霊塔)と富士山が並んで見えるため、海外で有名になり、外国人旅行者から「“NIPPON”を体感できる」と大絶賛されているおすすめの名所です。

見どころ

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの表紙になったことから、海外で有名になり、外国人に大人気の観光地になりました。展望スポットに、たどり着くには400段近い石段を登る必要がありますが、上から見る景色は素晴らしく、桜の季節は特におすすめです。

河口湖

f:id:keepr:20200514145613p:plain

Photo byQunihico

河口湖は富士五湖の中で面積は山中湖に次いで2番目ですが、交通の便が良く見どころが多い有名観光地です。湖での観光といえば遊覧船やボートが定番ですが、河口湖はそのほかにも多様な施設やスポット、飲食の有名店などが多いので、さまざまに楽しく過ごせます。

見どころ

湖畔には富士山の展望スポットや公園が数多く存在します。中でも、毎年6、7月に開催されるハーブフェスティバル会場となる南側の八木崎公園・北側の大石公園、逆さ富士が美しいとして知られる産屋ヶ崎などが人気があり有名なスポットです。湖に浮かぶ「うの島」や南側の「六角堂」も、ビューポイントとして知られています。

河口湖パノラマロープウェイ

f:id:keepr:20200514145723p:plain

出典: https://www.mtfujiropeway.jp/about/

河口湖パノラマロープウェイは、河口湖の南東と河口湖天上山公園を結ぶロープウェイです。全長は500メートル足らずと短いのですが、標高差は200メートル以上あるので、ダイナミックな眺めが味わえます。河口湖天上山公園からの景色は絶景で、おすすめの観光地です。

見どころ

天井山は昔話の「カチカチ山」の舞台の山と言われており、山頂にはこれにちなんだ「たぬき茶屋」や「うさぎ神社」が建てられているので、子供にも楽しい観光地です。展望台からは富士山を望む大パノラマが見られます。

河口湖オルゴールの森美術館

f:id:keepr:20200514145809p:plain


出典: https://kawaguchikomusicforest.jp/guide/
河口湖オルゴールの森美術館は、 世界的に貴重なオルゴールや、映画で有名な「タイタニック号」に搭載予定だった自動演奏楽器の展示や演奏が体験できる施設です。アーティストと自動演奏楽器の共演や、からくり人形による演奏なども見られますよ。

見どころ

園内には日本でも有数と言われるバラ庭園のほか、四季折々の花や教会などがあり、まるで絵本のようなメルヘンの世界が体験できます。オルゴールの製作体験ができる工房やレストラン、カフェ、ショップもあるので、家族でもカップルでも一日楽しめるスポットです。

鳴沢氷穴

f:id:keepr:20200514145849p:plain

Photo by f59t8y

鳴沢氷穴は近くの富岳風穴とともに、富士山周辺の代表的な観光名所です。1150年以上前に、富士山の側火山が噴火して溶岩流が流れてできた洞窟で、総延長は150メートル。内部の平均気温が3度で、年間を通じて氷に覆われています。

見どころ

内部は2つの円形トンネルからできていて、1周できます。竪穴式の洞窟で階段が多いですが、地下深く降りるので、アドベンチャー気分で洞窟探検の体験ができるスポット。天井から染み出た水が凍った氷柱は、最高3メートルの高さがあり、特に有名です。

富岳風穴・西湖こうもり穴

近くにある富岳風穴鳴沢氷穴と並ぶ名所。横穴なので鳴沢氷穴より階段が少なく、歩きやすい洞窟です。西湖に近い西湖コウモリ穴は総延長350メートルで富士山麓最長の溶岩洞窟。冬季でも温暖なため奥はコウモリの生息地ですが、そこまでは入れません。

西湖いやしの里根場

f:id:keepr:20200514150117p:plain

出典: http://www.fujisan.ne.jp/iyashi/

西湖いやしの里根場(ねんば)は、1966年に台風で土石流に襲われ集団移転した、旧根場集落の茅葺き民家を復元した施設で、2006年に開園しました。20棟の民家が復元されていて、中でモノづくりの体験や飲食、地元の産物の買い物ができ、人気があるスポットです。

見どころ

西湖いやしの里根場にある茅葺き屋根の民家は、ノスタルジックな昔の農村を体験させてくれます。食事処が3軒、伝統工芸品の手作り体験のできる店が5軒、地場産品の販売店も2軒あるほか、ゆっくりくつろげる民家や炭焼き小屋や水車もあるので、ゆったりと色々な楽しみ方ができる場所です。

富士山周辺観光スポット:朝霧高原2選

朝霧高原は、富士山の裾野の広々とした高原。乳牛を育てる牧場やパラグライダーなどの施設、キャンプ場も多数あり、観光、レジャーに人気のスポットです。このエリアではどこからも富士山がよく見えるので、ぜひ訪れてみましょう。

まかいの牧場

f:id:keepr:20200514150333p:plain

出典: https://www.makaino.com/introduction/experience/

まかいの牧場は、富士山麓朝霧高原にあるテーマパーク型の牧場。動物との触れ合いやアスレチック、バーベキュー、さまざまな体験コーナーなど、多様な施設で楽しめるので、家族、カップルに人気があります。よく「魔界の牧場」と間違われますが、「まかいの」とはオーナーの苗字だそうです。

見どころ

牛の乳しぼり、山羊との散歩などの動物ふれあい体験や、バター、チーズ、ソーセージ作りなど、牧場ならではの体験ができます。地元生産者の材料で作った食事ができる農場レストランや、牧場自家製のお土産も充実している見どころの多いスポットです。

富士花鳥園

f:id:keepr:20200514150538p:plain

出典: http://kamoltd.co.jp/fuji/birds

富士花鳥園は、花を楽しむ、鳥と触れ合う、食べる・買う、をテーマにしたテーマパーク。ベコニア、フクシアなどの花が咲く全天候型のドームの中で、鳥と触れ合い遊ぶことができるので、特に鳥好きの人にはたまらない観光名所です。

見どころ

園内にいる鳥はフクロウ、ミミズク、インコ、エミュー、ペンギンなど全部で約30種類。温室の中で直接触れ合うことができ、バードショーでは、普段じっとしているフクロウの活発な姿を見ることもできます。売店には「幸せを呼ぶフクロウグッズ」などのオリジナルグッズが、たくさんあって、選ぶのが楽しいです。

富士山周辺観光スポット:白糸の滝周辺2選

白糸の滝のある富士宮周辺は、富士山本宮浅間神社、山宮浅間神社大石寺などの歴史ある有名な社寺や、白糸の滝、音止の滝、田貫湖などの自然あふれる名所が多いところです。白糸の滝だけでなく、ぜひ他の観光地も訪れることをおすすめします。

白糸の滝

f:id:keepr:20200514150651p:plain

出典: https://fujinomiya.gr.jp/guide/170/

白糸ノ滝は古くから風光明媚な名所として有名なスポットです。富士山の雪解け水が地層の間から湧き出て滝になる大変珍しい滝で、高さ20メートル・幅150メートルの湾曲した絶壁から数百の滝が流れ落ち、白い糸のように見えます。

見どころ

滝つぼに近づくと、三方を滝の水に包まれて、爽やかな冷気を感じます。イオンいっぱいの空気を吸い込んでみましょう。女性的な滝と言われますが、近づくと壮観な眺めに変わります。近くには、女性的な白糸ノ滝とは対照的で勇壮な音と景観の「音止の滝」があり、こちらもおすすめの名所です。

田貫湖ふれあい自然塾

f:id:keepr:20200514150739p:plain

出典: http://www.tanuki-ko.gr.jp/facility/index.html

田貫湖ふれあい自然塾は、田貫湖のほとりにある国設(環境省)の自然学校第1号の施設で、入場は無料。遊びながら自然を学ぶことができ、 多くの自然体験プログラムも楽しめます。隠れた観光地で、特に家族連れの方に人気のスポットです。

見どころ

無料で、しかも雨でも館内で遊べるうれしい施設です。2階建ての大きな「自然体験ハウス」は、館内では洞窟の探険や青木ヶ原樹海の観察ができます。屋外では、園内の森の散歩や自然豊かな田貫湖の散策、スタッフによる自然体験プログラムなどがあり、さまざまに楽しめる施設です。コテージもあるので、宿泊もできますよ。

富士山周辺観光スポット:三島周辺1選

三島スカイウォーク

f:id:keepr:20200514150825p:plain

出典: https://mishima-skywalk.jp/

三島スカイウオークは、2015年に箱根西麓にオープンした、歩行者専用では日本最長、全長400メートルのつり橋。つり橋だけでなく、本格的なアスレチックや散策路、レストラン、カフェもあり、最近人気が高いおすすめの観光地です。

見どころ

つり橋はすれ違えるほどの幅で、しかも下が見えるのでスリル満点。富士山や駿河湾の眺望も絶景です。難易度別に選べるアスレチック「フォレストアドベンチャー」やセグウェイ、バギーにも乗れるほか、歩きやすい「Kicoroの森」もあり、多様な年齢層に対応しています。レストラン、カフェ、ショップも充実しており、豪華なラグジュアリートイレも人気です。

富士山周辺観光スポット:御殿場周辺2選

御殿場プレミアムアウトレット

御殿場プレミアムアウトレットは三菱地所・サイモンが運営する国内最大級のアウトレットモールです。2000年の開業ですが、拡張を重ねて2019年現在ではブランドショップなど約210の店舗が並び、飲食施設も充実しました。観光地ではありませんが、東名高速御殿場インターからも近いので、富士周辺を観光の際に、ぜひ立ち寄りたいおすすめのスポットです。

見どころ

店舗は「ウエストゾーン」と「イーストゾーン」の2街区に分かれていて、橋で結ばれているので、変化があり、楽しいショッピングができます。「フードバザー」という飲食コートや飲食店があり、食事の楽しみも。2019年冬にはホテル・日帰り温泉施設が開業、2020年春には店舗が100増設されて合計300店舗になる予定で、ますます人気のショッピングモールになりそうです。

駒門風穴・御胎内清宏園

f:id:keepr:20200514150932p:plain

出典: http://gotemba.jp/archives/1359

駒門風穴

駒門風穴(こまかどかざあな)は、1万年前の富士山の火山活動で造られ、総延長400メートルの国内屈指の古さと長さのある溶岩洞窟です。富士山御胎内清宏園(おたいないせいこうえん)にある溶岩隧道は300年ほど前の富士山の噴火によって生まれた一周68.1メートルの洞窟。形が人体の内部にているところから「御胎内」と呼ばれています。どちらも国の天然記念物に指定されています。

見どころ

駒門風穴は、住宅地の中にあり、内部は1年を通して13度で、鳴沢氷穴富岳風穴ほど寒くありません。コウモリも住みついているほどです。富士山御胎内清宏園の溶岩隧道は、内部にお社があり、子宝のご利益があると言われています。どちらも照明はありますが、暗いところがあるので、懐中電灯などを用意した方がいいようです。観光化されておらず、信仰の対象となっている場所もあるので、マナーを守り静かに巡りましょう。

富士山周辺観光スポット:富士山周辺のグルメ

f:id:keepr:20200514151023p:plain

Photo by bvalium

富士山周辺の観光スポットではおいしいグルメにも出会えます。B1グランプリの第1回と第2回でグランプリをとった「富士宮やきそば」を筆頭に、キャベツの乗った個性的な具材と歯ごたえのある「吉田のうどん」。河口湖周辺に名店の多い甲州名物の「ほうとう」、名水で作られた三島の「うなぎ」などいろいろとあるので、観光の際にはぜひ味わってみてくださいね。

おわりに

いかがでしたか。富士山周辺は、火山活動から生まれた自然遺産や歴史のある名所が多く存在する一方、新しい観光施設やレジャースポットも次々と作られています。どちらもとても楽しめるので、コースや目的に合わせてプランを立て、楽しい旅行をお楽しみください。

良い旅を!

【京都一人旅 】エリア別人気スポット29選!厳選しました。

f:id:keepr:20200510151800p:plain


京都は多くの名所や観光スポットがありますが、ペアで行く旅、家族で行く旅、一人旅とそれぞれ目的地も変わるものです。この記事では、一人旅が楽しい京都の観光スポットを、洛北、洛東、洛西、洛南のエリア別に、ルートも考えて選んでみました。ぜひ参考にしてみてください。

記事の目次

 はじめに

f:id:keepr:20200510151856p:plain

Photo by Kentaro Ohno

京都は多くの名所・観光スポットがあり、どこに行ったらいいか迷ってしまいますね。また、ペアで行く旅、家族で行く旅、一人旅と目的により場所も変わるものです。この記事では、旅行の時期や男性、女性を問わず一人旅が楽しい観光スポットを、エリア別に、ルートも考えて選んでみました。エリアは、京都御苑付近を中心に洛北、洛東(東山)、洛西、洛南という分類で記載しています。ぜひ旅の参考にしてみてください。

京都一人旅:洛北4選

洛北は、京都中心部に比べると比較的観光客は少なく、落ち着いて観光できます。京阪神などからは日帰りで十分回れますが、それ以外の地域からだと、日帰りでは少し厳しいかもしれません。ゆったりと回るなら宿泊するのがおすすめです。

上賀茂神社

f:id:keepr:20200510152012p:plain
出典: https://www.kamigamojinja.jp/sanpai-keidai.html

上賀茂神社(正式名は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」)は、京都で最古の神社で、下鴨神社とともに、賀茂一族を氏神とし京都の三大祭りの一つ「葵祭」で有名な神社です。二ノ鳥居を入った正面に造られた「立砂」は、上賀茂神社のシンボル。境内を流れる「ならの小川」や、神社から歩いて数分の神職の住居「社家町」沿いの水路は、澄み切った水が流れ、散歩するだけ心が癒されます。

下鴨神社

f:id:keepr:20200510152105p:plain

出典: https://www.shimogamo-jinja.or.jp/

下鴨神社(正式名は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」)は、上賀茂神社とともに京都最古の神社です。時期にかかわらず観光客は多いのですが、境内に広がる広大な原生林「糺(ただす)の森」を散歩すれば、凛とした空気に心が洗われます。境内にある「相生社(あいおいのやしろ)」は縁結びの神様、「河合神社」は美麗祈願の神様。御手洗社(みたらししゃ)の水みくじも有名で、若い女性から人気のあるパワースポットです。

式年遷宮

上賀茂神社下鴨神社とも、伊勢神宮と同様に一定年限(正式には21年ごと)で社殿を作り替える「式年遷宮」を行っており、厳かで雅な社殿は、平安時代そのままの様式を伝えています(現在は国宝のため遷宮は修理のみで行っています)。

鞍馬寺

f:id:keepr:20200510152155p:plain


出典: http://www.kuramadera.or.jp/annai.html
本殿金堂前の金剛床

京都市北部の鞍馬山に堂を構える鞍馬寺。牛若丸と天狗で知られ、宇宙の大霊「尊天」が本尊です。本殿金堂前の金剛床は、尊天の波動が広がる星曼荼羅を模したもので、強力なパワースポットと言われています。見どころも多く、奥のお堂まで入ると山の霊気は一段と深まるので、山歩きで多くのお堂を巡り、心と体を癒しましょう。

貴船神社

f:id:keepr:20200510152244p:plain


貴船川沿いに建つ貴船神社は、京都の夏の時期の風物詩「川床」でも有名ですが、「高龗神(たかおかみのかみ)」という水の神を祀り、清らかな水に身も心も引き締まる聖地です。縁結びの強力なパワースポットと言われ、女性に人気があります。鞍馬寺からは、お堂を巡りつつ1時間半程度のハイキングで貴船神社に到着です。

京都一人旅:洛東(東山)①南禅寺から銀閣寺方面4選

同じ洛東の清水寺周辺と比べれば混雑は少ないので、比較的じっくりと回れます。京阪神などからは日帰りで十分回れますが、見どころが多いので、それ以外の地域からだと日帰りでは少し厳しいかも。宿泊してゆったり回るのがおすすめです。

南禅寺

f:id:keepr:20200510152332p:plain

Photo by hiroooooki

南禅寺臨済宗南禅寺派大本山であり格式の高いお寺です。「絶景かな」で有名な山門やレンガアーチの「水路閣」は、テレビドラマでもおなじみの名所ですが、方丈にある枯山水庭園や、狩野探幽の「群虎図」などの障壁画は絶品で見どころが多く、広い境内を散歩すれば、時期にかかわらずゆったり楽しい時間を過ごせます。

永観堂

f:id:keepr:20200510152441p:plain

出典: http://www.eikando.or.jp/eikando.html
みかえり阿弥陀

南禅寺から哲学の道へ向かう途中にあり、正式名称は「禅林寺」。古くから「秋はもみじの永観堂」と言われる紅葉の名所でした。山沿いのお堂、澄んだ池、よく手入れされた樹木の境内は、紅葉の時期でなくても心楽しい散歩ができる場所です。阿弥陀堂の「みかえり阿弥陀」は「永観、遅し」の言葉で有名で、人々を振り返り浄土へ導く姿には感動を覚えます。

哲学の道

f:id:keepr:20200510152517p:plain

Photo by Kentaro Ohno

南は熊野若王子神社から、北は銀閣寺の西まで、琵琶湖疎水に沿って続く散歩道です。近くにある京大の哲学者西田幾多郎先生が思索し散策したことからこの名が付きました。一人旅で散歩するのにぴったりな道で、クラシックなカフェや老舗の菓子屋、雑貨店なども点在しているので楽しい時を過ごせます。

銀閣

f:id:keepr:20200510152601p:plain

Photo byMariamichelle

正式名称は臨済宗の「東山慈照寺」。室町幕府八代将軍の足利義政が、東山文化の粋を集めて作り上げた山荘です。きらびやかな金箔で再建された「金閣寺」よりも、「侘び寂び」のこの銀閣寺を好む人も多いと言われます。門から長く続く生け垣を通り、禅の世界を表す「銀沙灘」、「向月台」という白砂の造形や、苔むした庭園を巡ると不思議と心が安らぐスポットです。

京都一人旅:洛東(東山)②清水寺から八坂神社方面8選

清水寺・八坂神社周辺は、見どころも多く、時期にかかわらず混雑しています。京阪神などからは、日帰りで十分回れますが、見どころも多いので、それ以外の地域からだと日帰りでは少し厳しく、宿泊してゆっくり観光することがおすすめです。

清水寺

f:id:keepr:20200510152642p:plain


Photo byMariamichelle
清水寺は、平安時代の武人坂上田村麻呂が創建した歴史あるお寺であり、この界隈は「京都で一番の観光スポット」といってもよいでしょう。「清水の舞台」で有名な本堂は現在修復工事中ですが、音羽の滝、仁王門、三重塔など見どころは満載です。清水寺へ向かう清水道五条坂は、時期を問わず観光客で混雑していますが、沿道の様々なお店を巡ると一人旅でも心が弾み、楽しい時を過ごせます。

地主神社

f:id:keepr:20200510152715p:plain

Photo by yellow_bird_woodstock

清水寺の本殿に隣接して地主神社があります。派手な看板が多いので、観光目的の神社に見えますが、実は創建が清水寺よりも古い由緒ある神社です。縁結びで有名なパワースポットであり、女性に人気で、時期を問わず良縁祈願を願う人でにぎわっています。境内にある「恋占いの石」は、目をつぶって石から石に辿り着けば恋が叶うとされる楽しい名所です。

産寧坂・二寧坂

産寧坂は三年坂とも呼ばれ、清水坂から北へ降りる坂道です。その先を右に下る坂道が二寧坂、二年坂とも呼ばれます。この界隈は古い家並みが続き、八坂神社などの有名な観光地をつなぐ道であることから、大変人気があるところ。両側には伝統的な陶磁器店、土産物店、料亭やカフェなどが並び、楽しい散歩ができます。一人静かに情緒を楽しみたい方は、朝、夜の人通りが少ない時間がおすすめです。

f:id:keepr:20200510152805p:plain


Photo by othree
産寧坂

高台寺

f:id:keepr:20200510152846p:plain

Photo by KeikoS.ryoko

高台寺は、豊臣秀吉正室北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うため建立した、臨済宗建仁寺派のお寺。出家し高台院となったねねの墓所もあるので、「ねねの寺」として知られ、女性に人気があるスポットです。桜、紅葉など一年を通じて境内を彩りますが、春と秋には工夫を凝らしたライトアップが行われ、多くの参拝者が訪れます。寺の前の「ねねの道」も土塀に囲まれた趣のある道で、散歩におすすめです。

石塀小路

f:id:keepr:20200510152925p:plain


Photo by salchuiwt
高台寺の前を通る「ねねの道」の途中を西に入った路地は「石塀小路」と呼ばれ、石畳や石塀が続く静かな小道。映画やテレビのロケでもよく使われる名所で、料亭などの行灯を眺めながら、曲がりくねった袋小路のような路地をゆっくり散歩したいですね。

八坂の塔

八坂の塔臨済宗建仁寺派法観寺五重塔です。東寺の五重塔とともに京都の写真や映画、テレビでよく使われ、東山の代表的なシンボル・名所になっています。特に塔の横を東西に通る「八坂通」は、古い軒並みと統一された看板が調和しており、そこから眺める八坂の塔は、時期にかかわらず京都の代表的な風景です。

八坂庚申堂

正式名称は大黒山延命院金剛寺、略称を「八坂庚申堂」といい、日本三庚申のひとつとされています。庚申は干支の「かのえさる」のことで、お堂につるされている色とりどりの「くくり猿」は、手足をくくられた猿のように、欲を我慢して願いをかなえるといういわれのあるもの。カラフルでSNS映えすると若い女性の話題となり、人気のスポットになりました。

八坂神社

f:id:keepr:20200510161203p:plain

Photo by Kentaro Ohno

四条通の東の端にある八坂神社の西楼門は京都の定番の待ち合わせスポット、撮影スポット。創建は平安京以前と言われ、祇園祭でも有名な神社です。心願成就など様々なご利益があると言われていますが、見どころも多く、境内にある「美御前社」は宗像三女神という神様を祀り、美のご利益があると女性に人気のパワースポット。社の前にある神水「美容水」は美肌効果があると言われ、女性の行列が絶えません。

京都一人旅:洛中3選

洛中に社寺は数多くありますが、ここでは通りの散策・街ブラを取り上げてみました。古くからの町並みや史跡を眺めながら、京都の人の生活も感じながらゆっくりと散策してみてください。京阪神などからは日帰りも可能です。

先斗町

f:id:keepr:20200510161248p:plainPhoto by ayamatsu

先斗町(ぽんとちょう)は鴨川と木屋町通の間、四条通から三条通付近までの由緒ある京都の花街です。芸舞妓さんの稽古場や茶屋があるので、運が良ければ芸舞妓さんに会えるかも。500メートルほどの短い通りですが、老舗の料理屋や隠れ家的なレストランもあり、男性でも女性でも歩くだけでも楽しいスポット。夏には鴨川沿いに「納涼床(のうりょうどこ)」が出て京都ならではの風情が楽しめます。

木屋町通

f:id:keepr:20200510161423p:plain

Photo by Kyoto-Picture

木屋町通は、鴨川の西、森鴎外の作品で有名な「高瀬川」の東岸の通りです。三条から四条にかけては、幕末の史跡やかつての高瀬舟に関する多くの石碑が立ち、見どころが多いところ。旅館や料亭のほか、様々な飲食店やバーなども多くにぎやかですが、川端のしだれ柳や橋を眺めながら気持ちよく楽しい散歩ができます。

寺町通

f:id:keepr:20200510161504p:plain

Photo by kennejima

寺町通は、北の紫明通から南の五条通まで京都の中心部を南北に走る通りです。本能寺などの寺社が多いのはもちろんですが、北の京都御苑付近から南の京都市役所までの間には、老舗や骨董、レトロな建物などが混然と軒を連ねています。四条通から三条通までは「寺町京極商店街」で、地元に人気の商店や飲食店などが並ぶアーケード通り。「錦市場」も近くにあり、京都の人の日常生活がうかがえる楽しいスポットです。

京都一人旅:洛西①金閣寺方面2選

この地域は金閣寺龍安寺という世界的に有名なお寺のあるエリアです。京阪神などからは日帰りも可能ですが、その他の地域からは日帰りよりも、他のスポットも含めて宿泊しての観光をおすすめします。

金閣寺

f:id:keepr:20200510161601p:plain

Photo bywake99

室町幕府三代将軍の足利義満が造った山荘を、夢想国師を開山としてお寺としたもので、正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」といい、臨済宗相国寺塔頭寺院の一つです。庭園と建築は極楽浄土を表したもので、北山文化の代表的な建築。現在の建物は1955年に再建されたものですが、金箔の豪華な建築は世界的に有名な京都のシンボルであり、代表的な名所・スポットです。

きぬかけの道・龍安寺仁和寺

f:id:keepr:20200510161657p:plain出典: http://www.ryoanji.jp/smph/index.html

龍安寺

きぬかけの道は、金閣寺から龍安寺を経て仁和寺へと続く約2.5キロメートルの道。徒歩で金閣寺から龍安寺まで約18分、龍安寺から仁和寺まで約11分。車の通行はありますが、山麓を抜ける緑豊かな気持ちよく散歩できる道です。世界的にも有名な龍安寺の石庭で静かに思索し、皇室と縁が深く、格式高い仁和寺で御室桜(おむろざくら)や紅葉を眺めながら静かに散策すれば充実した時間が過ごせます。

京都一人旅:洛西②嵐山・嵯峨野3選

嵐山周辺は、観光客向けの店も多く楽しいのですが、時期を問わず混雑しています。嵯峨野は平安時代から貴族の山荘や寺院が多く造られ、静かに散策できる場所で女性にも人気のエリアです。ここでは嵯峨野の散策路を、いくつかの社寺に分けてご紹介。京阪神などからは日帰りも可能ですが、じっくり時間をかけたいエリアなので、その他の地域からは宿泊しての観光がおすすめです。

嵯峨野めぐり①:天龍寺から常寂光寺

f:id:keepr:20200510161844p:plain


出典: https://www.jojakko-ji.or.jp/

常寂光寺

天龍寺臨済宗天龍寺派大本山で、巨大な「八方睨みの龍」や日本で最初に特別史跡名勝に指定された庭園は見どころがあります。隣接する野宮神社は良縁、子宝、学問の神様として有名で、願い事がかなうと言われる神石(亀石)があり女性に人気。竹林の散策路を抜け少し歩くと常寂光寺。寺のある小倉山は紅葉の名所で、仁王門の先の長い階段や美しい多宝塔は趣があり、境内は時期を問わず気持ちよく散歩できます。

竹林の道

f:id:keepr:20200510162022p:plainPhoto by ajari

野宮神社から大河内山荘への道は、「竹林の道(小路)」として人気の観光スポットになっています。竹の香りや竹林の間から差し込む日差しを味わい、ゆっくりと歩きたいですね。12月には「京都・嵐山花灯路」でライトアップされ、幻想的な竹林の道が見られます。このスポットは少し混雑しますが、嵯峨野にはほかにも竹林が多いので探してみましょう。

嵯峨野めぐり②:二尊院から愛宕念仏寺

f:id:keepr:20200510162126p:plain

Photo by bethom33

化野念仏寺

二尊院は桜と紅葉の名所であり、京都市内が見渡せます。祇王寺平清盛の愛人の白拍子祇王が尼となった寺。茅葺の門と苔むした静かな境内があり、紅葉の名所です。徒歩で15分ほどの先の化野念仏寺の「西院の河原」は、無縁仏として散らばっていた約8千の石仏・石塔を集めて祀った場所。ミステリースポットとして知られ、8月には「千灯供養」が行われます。その先が千二百羅漢で有名な愛宕念仏寺。心が洗われるスポットです。

嵯峨野めぐり③:清凉寺大覚寺

f:id:keepr:20200510162220p:plain

出典: https://www.daikakuji.or.jp/precincts/
大覚寺大沢の池

清涼寺は中国伝来の釈迦如来像を本尊とする浄土宗のお寺で、光源氏のモデルともされる源融墓所豊臣秀頼首塚があります。大覚寺は、嵯峨天皇離宮として建てられ、皇室とも関係の深い真言宗大覚寺派の本山です。格式ある建物は見どころが多く、時代劇のロケにもよく使われます。五大堂の広いぬれ縁(観月台)は、大沢池を眺め無心で過ごせる場所。見どころの多いおすすめのスポットです。

京都一人旅:洛西③松尾大社方面2選

この地域はパワースポットとして有名な松尾大社鈴虫寺があるエリアです。京阪神などからは日帰りも可能ですが、その他の地域からは日帰りでなく他のスポットも含めて宿泊しての観光をおすすめします。

松尾大社

f:id:keepr:20200510162303p:plain

Photo by Mixtribe Photo

松尾大社秦氏氏神として創建した、上賀茂神社下鴨神社と並ぶ京都最古の神社。酒造の神としても知られ、境内の神泉「亀の井」は諸病快癒、延命長寿のご利益があり、霊亀の滝は癒しのパワースポットとして有名です。四条通りの西端に位置しており、東端が八坂神社になります。

鈴虫寺

f:id:keepr:20200510162339p:plain

Photo by Kyoto-Picture

鈴虫寺は正式名称を「妙徳山 華厳寺」といい、四季を通じて鈴虫を飼育しており、音色を聞くことができるため鈴虫寺という呼び名が付きました。願い事を一つだけ叶えるパワースポット「幸福地蔵」や、参拝者への茶菓のもてなしと鈴虫説法などが有名で、女性の人気を集めています。

京都一人旅:洛南3選

洛南にも寺社は多いのですが、ここでは京都駅からも近い東寺と、見どころが多い伏見を取り上げました。どちらも一人旅で思いを馳せるのに最適な場所。京阪神などからの日帰りはもちろん可能です。それ以外の地域からは、日帰りでなく宿泊して、宇治などにも足を延ばすことをおすすめします。

東寺

f:id:keepr:20200510162459p:plain

Photo by cyawan

東寺(正式名称「教王護国寺」)は平安遷都の時期に建設され、弘法大師空海により日本で最初の密教寺院となり、発展してきました。京都駅からも見える五重塔は、京都のシンボルとして大変有名です。境内の中心である金堂は、大日如来など21体の仏像により密教世界を表した立体曼荼羅であると言われ、また五重塔には両界曼荼羅や諸仏像が置かれています。空海密教世界に思いをはせながら拝観してみてください。

伏見稲荷大社

f:id:keepr:20200510162543p:plain

フリー写真素材ぱくたそ

伏見稲荷大社は711年に秦氏により建てられた神社で、日本に3万あるといわれる「お稲荷さん」の起源であり、総本宮とされています。祭神は商売繁昌・五穀豊穣の神様である稲荷大神で、白い狐は大神様のお使い(眷族)です。ご利益は五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就と幅広いパワースポット。参詣者が奉納する赤い鳥居が集まった「千本鳥居」はSNSなどで世界的な名所になり、外国から観光客が数多く訪れています。

伏見の酒蔵と十石舟

f:id:keepr:20200510162620p:plain

Photo by eitarov
十石舟

伏見は日本酒の有名な産地です。町中を流れる濠川沿いには柳並木や白壁の酒蔵が立ち並び、散策のおすすめスポット。「月桂冠大倉記念館」では酒造りについて学び、「キザクラ・カッパーカントリー」では日本酒や出来立ての地ビールを飲むことができます。江戸時代に大阪への輸送路だった濠川を巡る「十石舟、三十石舟」という屋形船に乗れば、タイムスリップしたような気分です。 


まとめ

京都一人旅のおすすめスポット、いかがでしたか。まとめてみると、やはり人気のある洛東の東山周辺や嵐山・嵯峨野に見どころが多いようですね。でも、千年の都、京都には、ご紹介した場所のすぐ近くや、記載できなかった地域にも数多くのスポットがあります。そうした場所も探して、楽しい旅を満喫してください。

 

良い旅を!

松田町寄(やどりき)ロウバイまつり

1月は寒いし、梅の花もこれからなので、花が好きな方もあまり見に行くとことがありませんね。でも、この季節、ロウバイの花が見頃。ここでは日本最大級2万本のロウバイの花が咲く神奈川県松田町の寄(やどりき)ロウバイまつりについてご紹介します。

 

f:id:keepr:20200127210823p:plain

ロウバイまつりについて - 松田町公式ホームページ

  

目次

 

ロウバイとは

f:id:keepr:20200127213056p:plain

松田町HPより引用

ロウバイ」はロウバイ(蝋梅)科ロウバイ属の落葉広葉低木で、1月から2月にかけて、葉の出る前に、黄色い透き通った蝋(ろう)のような花を多数つけます。花は甘い香りで半透明で、蝋細工の梅のように見えることから、梅ではありませんが「ロウバイ」と名付けられました。

「寄ロウバイ園」とは

f:id:keepr:20200127213345p:plain

松田町HPより引用

寄地区では地域振興のために、平成16年(2004年)に荒廃農地を整備、平成17年度(2005年度)の寄中学校の卒業生が250本のロウバイの記念植樹を行いました。これが寄ロウバイ園の始まりで、現在では園内は13,000平方メートルの敷地に2万本以上のロウバイが育っています。日本で有数のロウバイの名所です。

園内のロウバイは成長途の木や早咲きの種類もあるので、長期間花が楽しめますよ。

ロウバイまつり 

f:id:keepr:20200129171851p:plain

松田町HPより引用

ワゴンカーで送迎

今年で9回目を迎える寄ロウバイまつり。毎年ロウバイの咲く時期に開催されています。今年は1月11日(土)から2月11日(火・祝)までの開催で、開園時間は午前9時~午後4時まで。2020年は1月22日ごろから満開の見頃になりました。

バス停のある駐車場から送迎のワゴンカー(無料)も出ています。徒歩だと急な坂道を10分ほど登りますが、足に自信のある方なら、徒歩もおすすめです。下りだけなら体力に自信がなくても大丈夫ですよ。

ただし、ロウバイ園までの登る坂道は道幅が狭く、車が通ると「ポツンと一軒家」の山道状態なので、多少怖い思いをするかもしれません。

楽しい園内

入園料は300円。受付の先に地元の皆さんが運営する売店があり、地元の農産物や、しょうがの佃煮、ロウバイ染めのハンカチなどの手作り製品を販売しています。

園内は多少の上り下りはありますが、木くずが敷きつめてあるので楽に歩けます。ぶらりと散策しても30分あれば十分に回れます。

アクセスなどは松田町さまの公式ホームページをご参考に。

ロウバイまつりについて - 松田町公式ホームページ

おわりに

ロウバイまつりの記事はいかがでしたか。今年もまだまだ見頃ですし、毎年開催予定なので、今年見られなかった方も来年はぜひお出かけになってみませんか。

一人でも楽しめる東京の観光スポット6選!厳選しました

一人で初めて東京観光に行きたいけれど、東京は名所旧跡も多いし、街自体も面白いので、行先に悩んでしまいますね。この記事では多くのスポットの中から、男性でも女性でも一人で楽しめる観光スポットを厳選してご紹介します。ぜひご参考に。

記事の目次

 

一人で楽しめる東京の旅行スポットを厳選!

f:id:keepr:20200126165108p:plain


一人で初めて東京旅行に行きたいけれど、東京は名所旧跡も多いし、街自体も面白いので、行先に悩んでしまいますね。この記事では多くのスポットの中から、男性でも女性でも楽しめるスポットを厳選してご紹介。穴場のスポット、短時間・半日・1日楽しめるスポット、夜も楽しめるスポットも紹介するので、参考にしてくださいね。

東京一人観光スポット1:東京スカイツリー

f:id:keepr:20200126165206p:plain

出典: http://www.tokyo-skytree.jp/

東京スカイツリー」は、日本一高い建造物で、世界でも有数の高さの超有名スポット。「天望デッキ」「天望回廊」からの眺めは360度パノラマの絶景で、夕景、夜景は地上に星を見るようです。人気の観光地浅草にも近く、徒歩でも短時間で行けます。東京旅行で一度は見ておきたいスポットで、東京が初めての方にもおすすめです。

絶景の「天望デッキ」と「天望回廊」

f:id:keepr:20200126165344p:plain

フリー写真素材ぱくたそ

東京スカイツリー」の「天望デッキ」は高さ350メートル。ショップ、レストラン、カフェがあるので、飲食しながら眺望を楽しめます。

「天望回廊」は450メートルの高さで、ガラス張りの回廊からの景色や夜景は一段と高さを感じさせスリリングです。いずれも混雑時には長時間並ぶことがあるので、入場が短時間で済むネットでの予約をおすすめします。

エンターテイメントスポット「東京ソラマチ

f:id:keepr:20200126165435p:plain

flickr:Photo by Dick Thomas Johnson

スカイツリーの魅力はタワーだけでありません。スカイツリーに隣接する商業施設「東京ソラマチ」には、グルメ、おみやげ、ショッピング、レジャーの多彩なショップ・施設が300以上。男性でも女性でも、半日・1日ぶらりとできるエンターテイメントスポットです。

「東京ソラマチ」は押上(東京スカイツリー前)駅や東京スカイツリー駅と直結していて、スカイツリーへもこちらの4Fから入場します。

おみやげ、ショッピング

f:id:keepr:20200126165518p:plain


Photo by Dick Thomas Johnson

「東京ソラマチ」でのおみやげ、ショッピングなら、4Fの多くの雑貨店やセレクトショップが便利です。お出かけ気分でぶらりと見ているだけでも飽きません。5Fには東京スカイツリー・オフィシャルショップもあります。2Fにはスイーツの専門店もあるので、こちらも注目です。

レストランとレジャー施設

f:id:keepr:20200126165712p:plain
flickr:Photo by Norisa1

飲食は6,7Fの「ソラマチダイニング」や3Fのフードコートがおすすめです。短時間の食事ならフードコートが良いかもしれません。30,31Fにある「ソラマチダイニング・スカイビュー」は少し高級ですが、展望と食事が一緒に楽しめる穴場。特に夜がおすすめです。

観光に疲れたら、ペンギンや金魚がいる5Fの「すみだ水族館」や、音楽と光に包まれる7Fの「プラネタリウム天空」もおすすめで、静かな時間を過ごせます。

東京一人観光スポット2:明治神宮

明治神宮」は明治天皇と皇后をお祀りし、初詣の参詣者数は全国で常にトップの人気のある神社です。周辺の神宮の森は都心だとは信じられないほどの自然に満ちたエリア。JR原宿駅や地下鉄「明治神宮前」からのアクセスが良く、ファッションタウンの原宿、表参道、渋谷へ徒歩圏内なのも大きなおすすめポイントです。

本殿へのお参り

f:id:keepr:20200126165816p:plain
フリー写真素材ぱくたそ

明治神宮へのお参りには、複数の参道がありますが、JR原宿駅付近の南参道からお参りするが一般的で、おすすめです。参道入り口の大きな鳥居をくぐると広い砂利道が続き、すがすがしい気分に。本殿までは徒歩で10分程度、短時間で行けます。凛とした空気を感じてゆっくりと歩きましょう。

世界に誇れる「神宮の森」

Photo by hiyang.on.flickr

神社を取り巻く「神宮の森」は、大正時代に100年後を見据えて10万本の苗木が植林され、広さは東京ドーム15個分。100年後の今、世界に誇れる貴重で広大な森になりました。森には多くの絶滅危惧種の生物も生息していて、東京の貴重な緑のオアシスになっています。隣接する「代々木公園」も緑が豊富で、東京近郊のおすすめのお出かけスポットです。

パワースポットのある「神宮御苑」もおすすめ

Photo byauntmasako

参道の途中にある「神宮御苑」(有料)は素通りする人も多いのですが、お出かけの際寄りたい穴場のスポットです。6月が見頃の菖蒲園が有名で、その奥にある「清正井(きよまさのいど)」もパワースポットとして人気があります。

加藤清正が造ったとも伝えられますが、水の湧き出る井戸を写真や動画に撮ってスマホの待ち受け画像にすると幸運を呼ぶと評判なので、試してみてはいかがでしょうか。

時間があれば「神宮外苑」も

Photo by hirosakurai

明治神宮の周囲は内苑と呼ばれていますが、その外は「神宮外苑」と呼ばれ、こちらも自然豊かなエリアです。「絵画館」とそこに続くいちょう並木、「明治神宮野球場神宮球場)」のほか、2020東京オリンピックパラリンピックの舞台となる「新国立競技場」などの著名な施設が並ぶエリア。旅行でお出かけの時間があればぜひ足を延ばしましょう。

東京一人観光スポット3:浅草

「浅草」は東京で一番観光地らしいスポット。都内最古のお寺「浅草寺(せんそうじ)」はもちろん、「雷門」「仲見世通り」「伝法院通り」のエリアは、門前町の情緒たっぷりです。

そば、てんぷら、すき焼き、洋食の名店が数多く、食べ歩きの店もたくさんあります。「花屋敷」周辺や「ホッピー通り」はディープでレトロな穴場で、見どころ満載のワンダーランドです。

浅草のシンボル「雷門」

フリー写真素材ぱくたそ

浅草寺表参道入口の浅草のシンボル「雷門」。「雷門」と書かれた大提灯は超有名で、初めて来ても何かで見た記憶があるのではないでしょうか。門の両脇にある「風神」「雷神」の像にちなんで「雷門」と呼ばれます。仁王像があるのは浅草寺前の「宝蔵門」で、門の後ろに、大きなわらじがつるされていることで有名です。

雰囲気あふれる「仲見世通り」

フリー写真素材ぱくたそ

雷門から宝蔵門までの間に250メートル続く「仲見世通り」は、土産物やお菓子の店が軒を連ねて並び、華やかで楽しい通りです。観光地の雰囲気がいっぱいで、初めて訪ねてぶらりと店を見ていると時間を忘れてしまうほど。東京在住の人もこちらに来るとお出かけ気分になる人気のあるスポットです。

本堂のお参り

Photo bymarcelokato

浅草寺は、隅田川で網にかかった聖観世音菩薩の像を本尊として、7世紀に建立された都内最古のお寺で、年中参詣客が絶えません。本堂の前でお線香を買って常香炉にあげ、煙を浴びましょう。本堂では寺の方にお断りすれば、初めてのお参りでも内陣に上がることもできます。広い内陣でお前立のご本尊にお参りすると心が洗われるようです。

レトロ、穴場の通りも散策

フリー写真素材ぱくたそ

浅草寺周辺には「仲見世通り」「伝法院通り」のほかにも様々な通りがあります。仲見世通りと並行する「雷門通り」、交差する「新仲見世商店街」、レトロな「浅草西参道商店街」、昼から飲酒客が多い「ホッピー通り」。旧繁華街で現在もにぎわう「浅草六区ブロードウェイ」などバラエティに富んでいます。初めての浅草でもぶらりと探索すると穴場スポットが見つかるはずです。

東京一人観光スポット4:表参道・原宿

表参道・原宿は東京でトップクラスのファッションエリアです。「表参道」は、ブランドショップの店舗や洗練されたカフェが並ぶ緑豊かな大通り。「竹下通り」は若者向けのファッション店が並びいつも若い人であふれています。

一歩入った路地には、閑静な住宅地に美容院やブティックが点在します。旅行スポットとして、男女を問わずおすすめできるスポットです。

散策が楽しい大通り

Photo byauntmasako

表参道とは明治神宮の参道で、青山通りに面した大鳥居から原宿駅前付近までを言います。通りには「けやき」の木が街路樹として植えられ、都心なのに緑が豊かです。

道沿いには「シャネル」「ルイヴィトン」「コーチ」など海外の有名ブランド店や、オープンテラス席のあるカフェが並びます。通りをぶらりと散策するだけでも楽しい街。ファッションタウンなので夜のお出かけも安心です。

表参道のおすすめスポット

Photo by Ken OHYAMA

表参道のおすすめスポットなら「表参道ヒルズ」です。B2Fから3Fまでスロープ沿いにショップ、カフェ、レストランが並び、期間限定イベントもあるので、一人旅のお出かけには最適でしょう。

表参道ヒルズ斜め向かいの赤い社寺風の「オリエンタルバザー」は外国人向けの老舗土産物店。日本をイメージした雑貨は日本人が見ても欲しくなる穴場のおすすめスポットです。

若者でにぎわう「竹下通り」

フリー写真素材ぱくたそ

原宿エリアではやはり「竹下通り」がおすすめです。若者向けの雑多なショップや食べ歩きの店、古着屋などが並ぶ通りは、いつも修学旅行生や外国人観光客でにぎわっています。初めてでも、お出かけ気分でぶらりと楽しくなり通りです。

にぎやかな場所が苦手なら、一筋外れた静かな裏道の「ブラームスの小径」が穴場でおすすめ。隠れた名店もありますよ。

キャットストリート」と裏原宿

Photo by titanium22

表参道を渋谷駅方面に横切る「キャットストリート」は旧渋谷川遊歩道で、川の上に造られた道路です。個性的なブランドやハイブランドストア、カフェなどが並びます。遊歩道なので、ぶらりと散策にも似合う通りです。

キャットストリートの周辺の路地は裏原宿と言われるエリアの一つ。こんなところにと思うようなおしゃれな店や穴場の店が点在します。

東京一人観光スポット5:上野公園

「上野公園(上野恩賜公園)」は日本有数の都市型公園です。動物園、複数の美術館・博物館などの文化芸術施設や、歴史ある寺社、自然豊かな不忍池などの観光スポットがある内容の濃い公園。人気のお出かけスポットでもあり、広い公園を散策するのも楽しいところです。

上野の繁華街やアメ横にも近く、初めての東京旅行でお勧めできるエリアで、時間に余裕があれば1日過ごせる場所です。

人気の「上野動物園

Photo by chidorian
上野といえばまず頭に浮かぶ「上野動物園(上野恩賜動物園)」は350種もの動物が飼育されている都市型の公園です。「東園」には人気のジャイアントパンダのほかゴリラ、トラ、クマなどの猛獣、「西園」ではキリン、サイ、カバ、アイアイ、爬虫類などが見られます。

半日でも短時間でも、都合に合わせて見学してみてはいかがでしょうか。

日本を代表する「国立西洋美術館

Photo by Kentaro Ohno

JR線上野駅(公園口)に近い「国立西洋美術館」は、中世末期から20世紀初頭までの西洋の絵画彫刻を展示する日本の代表的な美術館です。リピーターも多い人気のスポットでもあります。

本館はル・コルビュジエの建設作品として世界文化遺産に登録されているのも見どころ。ゴールデンウィークや夏の金・土曜日、冬のプレミアムフライデーには夜9時まで開館しているのもうれしいです。

圧倒的な展示物の「東京国立博物館

Photo by nishioka

公園の東側の広い敷地に建つ「東京国立博物館」は日本と東洋の美術品や考古遺物を収蔵・展示する博物館。国宝が100点以上収蔵・寄託されている文化財の宝庫です。

広く静かな「本館」のほか「東洋館」「平成館」など多くの施設があり、熱中すると短時間では帰れないかもしれません。時間に余裕をもって来館しましょう。毎週金・土曜日は夜9時まで開館しているのもうれしいですね。

科学の殿堂「国立科学博物館

Photo by Kentaro Ohno

国立博物館の近くにある「国立科学博物館」もおすすめです。隕石、ティラノザウルスの骨格、忠犬ハチ公のはく製、江戸時代のミイラ、ゼロ戦フーコーの振り子など、ありとあらゆる科学技術の歴史的資料を展示。男性、女性を問わず館内をぶらりと時間を忘れて楽しめます。

歴史ある寺社も

Photo by MiNe (sfmine79)

「清水観音堂」は京都の清水寺から奉納された千手観世音菩薩像が本尊で、清水寺と同じ舞台作りのお堂。古びた堂内は雰囲気があります。ひっそりと佇む「上野東照宮」は徳川家康を祀り、春、冬の牡丹の名所です。どちらも公園内にあるとは思えない穴場の名所で、短時間でぶらりと観覧できます。 

自然豊かな「不忍池

Photo byryusofc0

上野公園で大きな面積を占める「不忍池」も人気のお出かけスポットです。池には葦や蓮の花が咲き、都心とは思えない自然環境で、カモやカモメも飛来します。

池のほとりや池の中の遊歩道はお出かけ気分で、風が爽やかで楽しくなります。池の中に建つ「不忍弁天堂」は芸能、金運のパワースポット。こちらもおすすめのスポットです。

東京一人観光スポット6:代官山

「代官山」は、表参道・青山と並ぶファッションタウンです。東京には「恵比寿」「自由が丘」などほかにもおしゃれな街がありますが、代官山は、高台にある、緑が多い、雑踏が少ないなど、独自の魅力があります。

東急東横線の「代官山駅」から短時間の範囲にショップやスポットがまとまり、渋谷駅や恵比寿駅からぶらりと散策可能。旅行スポットとしておすすめできる街です。

駅周辺と「旧山手通り」

Photo by 楊尚潔

代官山の街は代官山駅周辺や「旧山手通り」、「八幡通り」が中心です。駅周辺は道が狭いのですが、個性的なセレクトショップ店が数多く並び、ぶらりと散歩できます。エジプト大使館、デンマーク大使館がある旧山手通りには、カフェ、レストラン、複合ショップが並び、洗練され落ち着いた街。ぶらりと気持ちよく歩けます。

くつろげる「代官山T-SITE」

出典: https://store.tsite.jp/daikanyama/news/shop/11930-1153011227.html

旅行での代官山のおすすめスポットは「代官山蔦屋書店」のある「代官山T-SITE」。6つの専門書店のある蔦屋書店、スターバックスコーヒーのほか、2Fには好きな雑誌の読める120席のラウンジがあり、コーヒー、アルコール食事も楽しめます。

別荘地のような「ラグロード代官山」もおすすめ

出典: http://www.logroad-daikanyama.jp/concept/

東急東横線の線路跡地に造られた「ラグロード代官山」は220メートルの散策路に、四季折々の草花とコテージ風のショップが並ぶ新しいスポット。別荘地のような感覚で気持ちよく歩けるので、初めての旅行でも気兼ねなく楽しめます。

和の名所「旧朝倉家住宅」

出典: https://www.city.shibuya.tokyo.jp/shisetsu/bunka/asakura.html

代官山駅から徒歩5分の「旧朝倉家住宅」は、ファッションストリートに残る和風の名所です。東京府議会議長などを歴任した朝倉虎治郎氏が大正8年に建設した住宅で、重要文化財にもなっています。

和風の2階建ての建物の中や、つつじやモミジが名所の緑豊かな庭園を見学することができ、ふっと落ち着ける、穴場のおすすめスポットです。 

東京一人観光スポット:はとバスの観光プラン

出典: https://www.hatobus.co.jp/app/search/course_detail/index?c_code=A450&s_date=20200115&c_id=

効率的に東京の観光地を回りたいなら「はとバス」がおすすめです。一人でも乗車でき、短時間、半日、1日、昼、夜と様々なコースプランがあるので大変便利。普段いけない穴場にも連れて行ってくれます。眺めの良いハイデッカーバスや2階建てのオープンバスで都内の景色を眺められるのもポイントです。

様々なスポットに行ける「一日コース」

出典: https://www.hatobus.co.jp/app/search/course_detail/index?c_code=A450&s_date=20200115&c_id=

1日コースなら、行きたいコースを選んでバスに乗れば、1日お任せして、様々な観光地に行くことができます。一人では行きにくい隅田川下りや客船のランチクルーズなどが入っているコースもあり大変便利。

特におすすめなのが、東京スカイツリー天望デッキ入場付きコースです。自分で展望デッキの予約をしなくても入場できるので、手間がかかりません。

短時間・夜のコースも

出典: https://www.hatobus.co.jp/app/search/course_detail/index?c_code=B270&s_date=20160129&c_id=

はとバスには最短1時間から半日の短時間のコースもあるので、ご自分の観光プランと合わせて使うとお出かけに大変便利です。夜は東京夜景コース、夜のショータイムコースなどがあり、帝国ホテルでバイキング、ディナークルーズが楽しめるプランもあります。

はとバス」を活用すれば、初めての東京旅行が、ワンランクグレードアップできますよ。

東京で楽しい旅を!

フリー写真素材ぱくたそ

「一人でも楽しめる東京の観光スポット6選」いかがでしたか。男性、女性ともに楽しめるスポットとしたつもりです。穴場のスポット、短時間・半日・1日楽しめるスポット、夜も楽しめるスポットもご紹介しましたが、まだまだ紹介しきれません。旅行は事前の計画が楽しいもの。いろいろ調べていい旅を楽しんでくださいね。 

神奈川冬のデートスポットおすすめ6選!厳選しました

神奈川県は街、名所、自然、温泉に恵まれ、人気のデートスポットも多いエリア。でも冬にはどこに行っっていいのかわからないと迷う方もいらっしゃいますね。この記事では厳選した神奈川の冬のデートスポットとカップルで楽しめるデートプランをご紹介します。
記事の目次

冬の神奈川は人気のデートスポット

f:id:keepr:20200124165200p:plain


出典: https://sp.jorudan.co.jp/illumi/spot_97889.html

神奈川県は街、名所、自然、温泉に恵まれているので、人気のあるデートスポットも多いエリア。でも冬はどこに行ったらいいのかわからないと迷う方もいらっしゃいますね。

この記事では神奈川の厳選した冬のデートスポットとカップルで楽しめるデートプランをご紹介します。「昼、夜、観光、ドライブ」とおすすめポイントも記載したので、ぜひ参考にしてください。

[http://]

神奈川冬デート1:横浜赤レンガ倉庫【昼、夜、観光】

f:id:keepr:20200124165347p:plain

flickr:Photo by kurotango Clip
横浜赤レンガ倉庫」は明治・大正時代に作られたレンガ造りの倉庫を改装した、横浜の代表的で定番の観光スポットでカップルに人気のスポットです。2つの棟には、レストラン、飲食店、雑貨店など50以上の店舗。ホール、多目的スペースではコンサートや演劇も行われ、昼夜を問わず、多くの観光客でにぎわいます。

楽しいイベント広場

2つの倉庫の間はイベント広場になっていて、一年を通じて様々なイベントやマーケットが開かれているので、何回行っても話題があり楽しめます。

周辺のアイススケートリンク「Art.Rink.in横浜赤レンガ倉庫」は、おしゃれにスケートが楽しめるスポット。スケートのできる方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

広場からの眺望が最高

f:id:keepr:20200124165533p:plain

Photo by hazuijunpei
海に面した広場からは、横浜ベイブリッジ、横浜大さん橋国際旅船ターミナル、左手にはみなとみらいのビル群が眺望できます。昼はカモメが飛び交い、夕方からは暖かくライトアップされた赤レンガ倉庫が浮かび上がり雰囲気は満点。

夜は控えめな灯りで、海の上に横浜ベイブリッジベイエリアのイルミネーションが浮かび、打ち寄せる波の音とともにカップルを包みこんでくれます。

デートプラン(「汽車道」から散策)

f:id:keepr:20200124165653p:plain

出典: https://www.welcome.city.yokohama.jp/spot/details.php?bbid=738
赤レンガ倉庫のあるみなとみらい新港地区は、見どころが多い場所。JR桜木町駅から、遊歩道「汽車道」で海をわたり、「横浜ワールドポーターズ」にも寄って、カップルで歩けば、イルミネーションがより美しく映えます。

赤レンガ倉庫の隣、「MARIN&WALK YOKOHAMA」のセレクトインポートショップやレストランのテラスで、海外のようなおしゃれな時間を楽しみましょう。

デートプラン(コスモワールド)

f:id:keepr:20200124165819p:plain

フリー写真素材ぱくたそ
近くの「よこはまコスモワールド」にある世界最大級の観覧車「コスモクロック21」はデートの定番。高さ112.5メートルの頂上から見る夜景は二人の心を近づけます。

隣の「カップヌードミュージアム」で「チキンラーメン ファクトリー」や「マイカップヌードル ファクトリー」で料理、工房体験をカップルで共有すれば心がさらに近づきます。

www.yokohama-akarenga.jp

神奈川冬デート2:江の島【昼、夜、観光、ドライブ】

f:id:keepr:20200124170031p:plain

出典: https://sp.jorudan.co.jp/illumi/spot_97889.html
「江の島」は日本三大弁天の弁財天を祀る「江島神社えのしまじんじゃ)」への参詣だけでなく、観光、グルメ、「映え」スポットなどで人気のある観光地。

土産物屋、飲食店の並ぶ「弁財天仲見世通り」、「江島神社」、「江の島サムエル・コッキング苑」、神秘的な「江の島岩屋」、絶景スポット「稚児が淵」など、今と昔が入り混じるエンターテイメントスポットです。

湘南の宝石~江の島を彩る光と色の祭典

f:id:keepr:20200124170236p:plain
出典: https://sp.jorudan.co.jp/illumi/spot_97889.html
「江の島サムエルコッキング苑」は別荘跡地に作られた庭園で、和洋折衷の南国ムードあふれる植物園です。四季折々の美しい草花や日本初のフレンチトースト専門店「ロンカフェ」の人気があります。

冬季の11月下旬から2月中旬まで関東3大イルミネーションの「湘南の宝石~江の島を彩る光と色の祭典」が開催。1月が見頃の冬チューリップとともに江の島の夜を彩ります。

幻想的なクラゲたちの「新江の島水族館」

f:id:keepr:20200124170418p:plain

出典: https://www.enosui.com/exhibition_jellyfish.php
江の島の対岸にある「新江ノ島水族館」は、相模湾を切り取った「相模湾ゾーン」、浜辺のウミガメやペンギンが見られる「オーシャンデッキ」、「イルカショースタジアム」など見どころがいっぱいです。

そしてなんと言っても、「てっぱん」は「クラゲファンタジーホール」。幻想的な光の中で数々のクラゲたちが泳ぐ癒しの空間です。きっと心が洗われますよ。

デートプラン(江の島散策)

f:id:keepr:20200124170540p:plain


出典: https://www.fujisawa-kanko.jp/model_course/course04.html
新江ノ島水族館」でクラゲたちに癒されたら「弁天橋」を渡り、「弁財天仲見世店通り」を見物。「エスカー」か徒歩で「江島神社」に参拝し、「江の島サムエルコッキング苑」を散策、「シーキャンドル」に登ります。

天女と龍の恋伝説「龍恋の鐘」をカップルで鳴らし、「江の島岩屋」で神秘体験。晴れていたら「稚児ケ淵」で海と富士山に沈む夕日を眺めましょう。

デートプラン(湘南ドライブ)

f:id:keepr:20200124170631p:plain
フリー写真素材ぱくたそ
ドライブなら江の島近辺で車を止めてから、周辺は徒歩で散策しましょう。往復で通る国道134号線江ノ島付近や、七里ガ浜、稲村ケ崎周辺の海岸線は開放感があり、冬でも快適な人気のドライブコース。江ノ電の線路と並行して走るので、電車とタイミングが合えば、より素敵な風景になりますよ。

www.fujisawa-kanko.jp

神奈川冬デート3:スカイラウンジ・シリウス【昼、夜、観光】

f:id:keepr:20200124170731p:plain


出典: https://www.yrph.com/restaurants/sirius/

天空レストランで大切な時間と空間を

f:id:keepr:20200124170821p:plain

出典: https://www.yrph.com/restaurants/index.html

横浜みなとみらいには多くの人気スポットがありますが、落ち着いたおしゃれなデートなら、ランドマークタワーの最上階にある天空レストラン「スカイラウンジ・シリウス」がおすすめです。地上277メートル、ランドマークタワー70階の夜空に浮かぶ一番星をイメージした店内からは、昼も夜も最高の景色が眺められます。

ムード満点の生演奏と夜景

f:id:keepr:20200124171134p:plain

出典: https://www.yrph.com/restaurants/index.html
ランチタイムはビュッフェスタイルで気軽に洗練された料理。ディナーではコース料理、アラカルトのほか、カクテルや様々なお酒が楽しめます。ジャズピアノの生演奏が聞けて、ムードは満点。

360度パノラマの夜景はまさに天空からの眺めです。スタッフの接遇もスマートです。少し高級ですが、カップルにはぜひおすすめしたいスポットです。

デートプラン(横浜美術館

f:id:keepr:20200124171253p:plain

Photo by shibainu
横浜ランドマークタワーのあるみなとみらい中央地区には、楽しめるスポットがたくさんあります。「スカイラウンジ・シリウス」でディナーを楽しむ前に、「横浜美術館」でダリ、セザンヌピカソなどの美術を楽しんではいかがでしょうか。

美術館前の「グランモール公園」は並木や噴水があるおしゃれな公園。冬でも晴れた日なら公園デートが楽しめます。

デートプラン(ショッピング)

f:id:keepr:20200124171341p:plain
Photo by naitokz
ランドマークタワー周辺は、「みなとみらい駅」や「JR桜木町駅」と直結し、大型商業施設が豊富な大ショッピングゾーンです。

タワーの下の「ランドマークプラザ」をはじめ「クイーンズスクエア」、みなとみらい駅に直結している「みなとみらい東急スクエア」「MARK IS みなとみらい」で、お好きな買い物を。疲れたら、「臨港パーク」の広い広場で息抜きをしましょう。

デートプラン(オービイ横浜)

f:id:keepr:20200124171431p:plain

出典: http://orbiearth.jp/theatre/
MARK IS みなとみらい」5Fの「オービイ横浜」は大自然の神秘を映像で全身に感じられるアミューズメントパークです。バーチャルな映像だけでなく、実際の動物に触れあうこともできます。室内なので、冬でも動物、自然と触れ合える楽しいスポットです。

www.yrph.com

神奈川冬デート4:鶴岡八幡宮【昼、観光】

f:id:keepr:20200124171547p:plain
フリー写真素材ぱくたそ
鶴岡八幡宮」は、源頼朝がお祀りしたのを起源とする源氏の氏神の神社で、源頼朝が現在の場所に移転したと伝えられます。初詣の参詣者数も全国有数の神社で、参詣だけでなく、観光も楽しめる人気のスポットです。鶴岡八幡宮は仕事運、勝負運のパワースポット。年の初めに二人の開運をお祈りしましょう。

「正月ぼたん」が可愛い

f:id:keepr:20200124171638p:plain
Photo by coloredby
鶴岡八幡宮境内、源氏池の池端の「神苑ぼたん庭園」では、年2回春と冬にぼたんの花が楽しめます。春は4月から5月、冬は1月から2月中旬が見頃です。大輪の富貴の花と言われるぼたん。色とりどりの花を楽しめます。

特に冬は「正月ぼたん」と言われ、霜よけのわらをかぶった姿が愛らしいので、カップルにおすすめのスポットです。

デートプラン(段葛とぼたん庭園)

f:id:keepr:20200124171743p:plain

Photo by nyanchew

鶴岡八幡宮へは鎌倉駅付近から続く参道「段葛(だんかずら)」を通ってお参りしましょう。「段葛」は頼朝が妻政子の安産を祈願して造られた参道なので、デートにふさわしいかも。

八幡宮の長い石段を登り参詣した後は、古に思いをはせながら、鎌倉ゆかりの仏像、書画を展示する「鎌倉国宝館」や「神苑ぼたん庭園」で穏やかにふたりの時を過ごしましょう。 

デートプラン(金沢街道沿い)

f:id:keepr:20200124171942p:plain

Photo by Yasuo Kida

鎌倉国宝館横の路地を東に「荏柄天神社」「鎌倉宮」へ歩きます。鎌倉宮から「金沢街道」(県道204号線)に出て東に少し行くと、鎌倉で最古のお寺「杉本寺」。苔の石段やひなびたお堂に癒されます。

さらに東に行くと竹の庭が有名な「報国寺」。道路の向こうは鎌倉五山の一つ「浄妙寺」です。茶室「喜泉庵」やレストラン「石窯ガーデンテラス」で落ち着いてお茶や食事が楽しめます。

www.hachimangu.or.jp

神奈川冬デート5:プレジャーフォレスト【昼、夜、観光、ドライブ】

 

f:id:keepr:20200124181352p:plain

出典: https://www.sagamiko-resort.jp/illumillion/attraction/
「相模湖リゾート・プレジャーフォレスト」は遊園地、キャンプ、バーベキュー場、日帰り温泉が楽しめる複合アウトドアリゾート。「相模湖ピクニックランド」から改称しました。

遊園地にはアスレチック要素の強い「マッスルモンスター」などがあり体を動かして楽しめます。11月から4月初めの夕方・夜間には「相模湖イルミリオン」が催され、園内は鮮やかな光に彩られます。

光と闇の「相模湖イルミリオン」

f:id:keepr:20200124181534p:plain


出典: https://www.sagamiko-resort.jp/illumillion/attraction/
「相模湖イルミリオン」は関東三大イルミネーションのひとつです。「光と闇のおりなす幻想的な世界」をコンセプトに多くのエリアに600万球の光が輝きます。

こちらの特徴は眺めるだけでなく体験型のアトラクション。「ファンタジーウォーク」のRPG体験や、光×音楽×炎×ドローンの大迫力のショー、七色の光の上を渡る「虹のリフト」で二人の距離を縮めましょう。

日帰り温泉

園内にある「相模湖温泉ゆるり」は「相模湖の森に湧く美肌の湯」のコンセプトの日帰り天然温泉です。快い刺激の「高濃度炭酸泉」や木々に囲まれた露天風呂、手ごろなメニューのお食事処もあり、疲れた体を癒せます。

デートプラン(ドライブ)

f:id:keepr:20200124181710p:plain

Photo by Yuya Tamai

「プレジャーフォレhttps://www.sagamiko-resort.jp/スト」には電車でも行けますが、神奈川県内からだと時間がかかるのでドライブで行くことをお勧めします。

圏央道の海老名JCTから「プレジャーフォレスト」最寄りの相模原ICまで15分程度で着くので、神奈川県南部からもアクセスが楽になりました。途中の津久井湖で城山ダムや津久井湖城山公園にもよると、より楽しめるドライブになりますね。

www.sagamiko-resort.jp

神奈川冬デート6:湯河原温泉【昼、夜、観光、ドライブ】

f:id:keepr:20200124182139p:plain
Photo by yoco**
湯河原温泉」は箱根、熱海と並ぶ由緒ある温泉地。相模湾の温暖な気候と風光明媚なことから、古くから文人が愛した温泉です。川のせせらぎや趣のある老舗旅館が癒しの時を与えてくれます。日帰り温泉や多くの観光名所があり冬でも楽しめるスポットです。

紅白の桃源郷「湯河原梅林」

f:id:keepr:20200124182223p:plain

Photo by yoco**
湯河原の幕山(まつやま)の麓の「湯河原梅園」では、2月上旬から3月中旬に梅の花が咲き競い、山麓は紅白の梅のじゅうたんで絶景に。「梅の宴」が開催され、土産物や飲食の売店が並んで賑やかになります。幕山山頂にもハイキングコースが続いているので、頑張れる人はひと汗かいて登ってみましょう。

デートプラン(グルメと温泉)

出典: http://www.t

f:id:keepr:20200124182328p:plain


ivoli-factory.com/
万葉公園の足湯「独歩の湯」で足のマッサージ。醤油ラーメンが全国的に有名な「飯田商店」や、お菓子作りやクッキーバイキングが楽しめる「チボリ湯河原スイーツファクトリー」などで食事や買いものを楽しみましょう。

新設の「みやかみの湯」や老舗の「こごめの湯」など日帰り温泉も豊富です。ドライブであれば、大観山に向かえば、芦ノ湖と富士山の雄大な景色が楽しめます。

www.yugawara.or.jp

冬の神奈川で楽しいデートを!

f:id:keepr:20200124182357p:plain


Photo by vr4msbfr
「神奈川冬のデートスポットおすすめ6選」いかがでしたか。少しでも参考にしていただければ幸いです。神奈川県にはここで紹介したほかにも、例えば横浜の中華街、元町、山手地区や箱根など冬でも楽しいデートスポットがたくさんあります。冬の神奈川で、ぜひ楽しいデートを。